楽しみにしていて下さっていたお客様に、まず謝らなくてはなりません。
本当に申し訳ありませんでした。
未曾有のできごとに際して、劇団員全員で、真剣に意見を交わしました。
生と死の問題に直面して、メンバーそれぞれが出した答えは、どれもが正しいものであったと思います。
現在の日本のように、日常すら脅かされつつある社会においてこそ、芸術という営みが必要なのだということを、誰もが思い、公演への願いを抱いていながらも、
どんな芸術であっても人の命より尊いものはないということを、実感をもって思い知らされずにはいられない数日間でした。
この極限の葛藤を経て生まれた芸術が、人々のもとに届きます。
第二次世界大戦を経て、画家たちは、命のきらめきに満ちた絵画を生み出し、戦後を生きる人々の心の暗闇を照らしました。
その裏に、生まれなかった芸術があったことを、我々は初めて悟りました。
極限の葛藤の末に芸術を選択するとき、立ち塞がるのは命であり、それは越えるにはあまりに大きな壁であることを気付かされました。
そして、生まれなかった芸術もまた、最も芸術を見つめた結果であり、命を見つめた結果であったのだと気付きました。
作品を生むことはできなかったけれど、命というものが、これほどに大きくて重いものなのだということに、メンバーの誰もが気付きました。
この日本で、日夜あんなにも簡単に棄てられていたものが、今こんなに尊く輝いている、この光景を、心に焼きつけておきたいと思います。
そして、劇場に訪れてくださるお客様一名一名の命に対して、限りなく誠実な演劇人でいたいと思います。
この国全体が確証を失い、社会のあらゆるものが不安定な中、我々がお客様の二時間をお預かりすることは適切でないと判断し、公演を中止させていただきます。大変申し訳ありませんでした。
これまで、楽しみにしていただいて、本当にありがとうございました。
きっとすぐ、全ての懸念が杞憂に終わる日々がやってくると思います。
そのとき目にするこの国の景色も、芸術も、今まで以上に美しいものであると信じて疑いません。
そのときにまた、どこかで、何かのかたちでお会いできることを、心より願っています。
金田迪子
2011/3/17
東日本大震災におきまして被災された方々、ならびに全国で無事を祈り、尽力しておられるすべての方々に、謹んでお見舞い申し上げます。
昨日15日に震災後はじめて劇団員が顔を合わせて集まり、協議いたしました結果、
劇団PPP第3回公演「ペンキとえびのピリピリ・パーティ」は上演を中止することとなりました。
上演中に再度地震に見舞われる可能性があり安全の確保が難しいこと、学生であり家族に庇護されている立場の私たちが、いらしてくださるお客様に対して安全を保証し責任を負うことができないこと、また、被災され今もなお生命の危機にある方々がいるというこの非常時に、今すべきことは公演を打つことではないという判断からです。
諸事情により公演の延期も当分の目処がたてられないため、誠に勝手ながら劇団PPPは第3回公演の中止をもって、活動を休止させて頂きます。
公演を楽しみにしていてくださったお客様、これまで応援してくださった皆様には、大変申し訳ありませんが、何卒ご理解頂きたくお願い申し上げます。
御予約を頂いた皆様には、予約フォームご入力時のメールアドレスに「劇団PPP#3 公演中止のお知らせ」というタイトルでメールをお送りしておりますので、今一度ご確認ください。
ご意見・ご質問等ございましたらppppulsar@gmail.comにメール、もしくはフライヤー等に記載いたしました電話番号までお電話ください。
今回の地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災地にいらっしゃる方々のご無事と、一日も早い復旧を願っております。
劇団PPP
制作・松江陽子
2011/3/16
*公演中止に際しての主宰・金田迪子からのご挨拶はこちら
(2011/3/16追記)公演は中止いたしました→詳しくはこちら
東日本大震災におきまして、被災された東北地方の皆様、いまだ余震に備える一都六県の皆様、謹んでお見舞い申し上げます。
先日の稽古場ブログでもお伝えしましたように、劇団PPPはメンバー多数が横浜での稽古中に地震に見舞われました。しかし、幸いにして劇団員およびその家族の方々・お手伝いくださる皆様にもけが人などなく、健康であることを確認し、現在公演に向けて調整を行っております。
劇場であるSTスポット横浜は地震の被害もなく、営業を再開いたしましたが、停電および首都圏交通網の混乱などもあり、今後の対応に関しては現在協議中です。
PPPとしましても、今日まで稽古を中断せざるを得ない状況下にあり、今後については未だ確かな情報をお伝えすることができません。
お知らせが遅れましたことを、お詫び申し上げます。
今後の動向につきましては、決まり次第早急にブログおよびホームページにてお知らせいたしますので、大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
なお、御予約をすでに頂いた皆様には、予約フォームご入力時のメールアドレスに決まり次第劇団アドレスよりお知らせのメールをお届けする予定です。
また公演期間中に余震があることも想定されます。御予約のキャンセルやお問い合わせなどございましたらppppulsar@gmail.comにメール、もしくはフライヤー・御予約確認メールに記載いたしました番号までお電話ください。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
劇団PPP
制作・松江陽子
2011/3/14 16:11
役者の広井です。
11日は横浜で稽古でした。
更新遅れてしまい、申し訳ありません。
そして長文です。
ごめんなさいっ。
今回いろいろ重なって、
稽古場に時間通り到着した人数が少なかったために、
今までうやむやにされていた
劇団員の遅刻の多さに対して直面することに。
そして遅刻組はジャンピングスクワットをする流れに。
……終わり間際のへとへとなみんなを撮っておけば良かったー。
…数日前に大遅刻をした私もちゃんと気を引き締めねば……
やっぱり芝居に限らず、集団で作品を作る時に
空気悪くなるとか嫌われるとか考えてちゃダメだよなぁ
と、怒ってくれた人をみつつ反省。
……私が遅刻する確率もそれなりにあることも原因ですが。
そんなこんなありつつ和室でまったり?稽古をしていたら、
地震が襲ってきました。
軽いパニック状態に陥りつつも、
団員の誰かが的確な判断をしてくれたおかげで、
いっぱいさ迷いましたが、
無事母校に避難できました。
温かく迎えて下さった先生方、生徒のみなさんに感謝です!
地震や津波は本当に恐いですね……。
そして災害時の情報の重要性も改めて感じさせられました。
はい。
まだまだ余震や二次災害などがありますので、
皆様お気をつけ下さい。
被災された方々は、
一人でも多くの方が無事なこと、助かることを
心よりお祈りいたします。
それでは、また次回。
